心を守る方法

劣等感とは?「良い劣等感」と「悪い劣等感」の違いと正しい向き合い方を解説!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!

ふぉびー所長
ふぉびー所長

本日は「良い劣等感」と「悪い劣等感」の違いと正しい向き合い方について解説していきたいと思います!

「周りと比べて、自分だけ劣っている気がする…」

このような「劣等感」を抱えていませんか?

人間なら誰しも「劣等感」を抱え、他人と比較し、苦しんだ経験をしたことがあると思います。

しかし、劣等感は必ずしも「悪いもの」ではありません。

劣等感には「自分を成長させる良い劣等感」と「自分を苦しめ続ける悪い劣等感」の2種類が存在します。

この違いを理解せずにいると、必要以上に自分を責めてしまい、さらに生きづらさを感じてしまうことも少なくありません。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

かつては私自身も、長い間不安障害を抱えていたこともあり、強い劣等感に支配され、自分を否定し続けていました

そこで本記事では、
「良い劣等感」「悪い劣等感」の違いと見分け方、そして劣等感に振り回されないための向き合い方をわかりやすく解説していきます。

この記事を読むことで、劣等感との正しい向き合い方が分かり、苦しさを軽減しながら、自分自身の成長につなげていけるヒントを得られるはずです!

ふぉびー所長
ふぉびー所長

「劣等感に振り回されたくない」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

そもそも劣等感とは?

人は誰しも「劣等感」を抱えながら生きています。

劣等感は大小さまざまで、すぐ忘れてしまう小さなものから、自尊心やプライドを揺るがす大きなものまで存在します。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

ではそもそも、劣等感とは何なのでしょうか?

結論から言うと、劣等感とは「理想の自分と現実の自分とのギャップによって生まれる感情」です。

そして同時に、人を成長へと導く重要な原動力でもあります!

「もっと仕事ができるようになりたい」
「もっとお金を稼げるようになりたい」
「もっと美しく、可愛くなりたい」
「もっと他者に認められたい」 など…

このような劣等感を克服するために、人は努力し、成長し、より良い未来を目指すことができるのです。

しかし、人はどれだけ成功や成果を手に入れても、劣等感から完全に解放されることはありません。

  • どれだけ莫大な富を築いても
  • どれだけ名声を獲得しても
  • どれだけの偉業を成し遂げても

一見「全てを持っている」ように見えたとしても、劣等感が消えてなくなることは”決して”ないのです。

なぜなら人は、本能的に「成長したい」と願う生き物だからです。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

「成長したい」という本能は、実は生まれたばかりの赤ちゃんでも持っています

最初は泣くことしかできなかった赤ちゃんも…

二足で歩き、言葉を発する大人の姿を見て「劣等感」を感じ、無意識に「自分もそうなりたい」と思うことで、ハイハイやわずかな単語を通して、大人へと成長していくのです。

このように、劣等感とは単なるネガティブな感情ではなく
「今よりもっと良くなりたい」と願う「成長のチャンス」だと言えるでしょう。

もし仮に、人間が劣等感を一切感じなかったら――

「成長したい」「もっと快適に過ごしたい」という意欲を失い、およそ「人間」とは言えない存在となっていたでしょう。

もちろん、現在のように経済や文化が発展することもありません。

地球という大自然を前にして、なすすべなく滅びゆく運命だったでしょう。

人は「劣等感」があるから成長できる

ふぉびー所長
ふぉびー所長

「劣等感」は苦しさの原因であると同時に、人生をより快適に、幸福に生きるために欠かせない存在なのです!

「良い劣等感」とは?成長につながる ”正しい向き合い方”

「良い劣等感」とは、
「他人ではなく、自分の理想と比較した時に生まれる劣等感」です。

人は誰しも「理想の自分」を持っていると思います。

それは明確な目標として意識している場合もあれば、「こうあるべき」という無意識の価値観として存在している場合もあります。

そして、自分の理想と現実のギャップに気づいた時…

「まだまだ自分は未熟だ」
「こんなんじゃ満足できない」
「もっと成長したい」
「どうすれば理想に近づけるのか?」

といった劣等感が生まれるのです。

このような感情をきっかけに「少しずつでも現状を変えていこう」と行動に移せたら、それは「良い劣等感」といえるでしょう。

また、劣等感を克服した際に得られる「優越感」も同様に、他者との比較ではなく、自分との比較から生まれるのが理想的です。

「以前と比べて随分成長できた」
「かつての自分にはできなかったことでも、今ならできる」
「昔と比べたら確実に目標に近づけている」 など…

このように、自分の変化や成長を実感できる「優越感」によって…

「自分は価値のある人間なんだ」という自信が芽生え、これから迫りくるであろう数々の困難を乗り越えていける「勇気」となっていくのです!

しかし…

私たちが「人」である以上、必ず一度は「失敗」や「挫折」を経験するでしょう。

「努力したって報われない」
「頑張ったってどうせ意味がない」
「この状況を変えることなんてできない」

大きなショックで、このような強い劣等感を抱えてしまうことも。

そんな状況の中、うまく劣等感と向き合えず、卑屈になりすぎてしまった結果…

「自分には価値がない」
「自分はダメな人間だ」

このように思い込み、自信を失ってしまうと…

人は「悪い劣等感」を抱えるようになってしまうのです!

悪い劣等感とは?

悪い劣等感とは「他者との比較や他人からの評価によって生まれる劣等感」です。

自分で自分の価値を見いだせず、劣等感をうまく解消できないと感じたとき、人はその苦しさを埋めるために…

  • 他者との比較
  • 他者からの承認

この2つを求めるようになります。

「誰かに認められたい」
「すごいと思われたい」
「特別でありたい」
「あの人に勝ちたい」
「あの人より優れていたい」 など…

このように、自分ではなく「他人」を基準にして自分の価値を図るようになるのです。

そして、他人から褒められたり、誰かより優れていると感じた瞬間だけ、一時的に「優越感」を得て、劣等感から逃れようとするのですが…

しかし、この方法には大きな問題があります。

それは
「終わりのない競争」に足を踏み入れてしまうことです!

悪い劣等感は「終わりなき他人との競争」を生む

自分で自分の価値を見いだせず、他者との比較でしか自分の価値を感じられない状態になってしまうと…

「失敗は許されない」
「常に人より優れていなくてはならない」
「どんなことも上手にできないと ”劣っている” と思われる」
「完璧でないと認めてもらえない」

といったように、常に誰かと競争し、誰かに監視されている気がして、心が休まる時がなくなってしまいます。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

このような状態がさらに続くと、人間関係にも大きな影響が出てきます

周囲の人を「比較対象」や「競争相手」として見るようになり、無意識のうちに敵意を抱いてしまうこともあります。

その結果…

  • 他人の欠点ばかりに目が行く
  • 他人の成功を素直に喜べない
  • 他人の幸せが自分の敗北のように感じる
  • 成功者を妬み、攻撃的になる など…

このように、他者を「歪んだ感情」で見るようになってしまう可能性があるのです。

自分自身で「良い劣等感」を解消できずに「悪い劣等感」を抱え、その解消を他者に委ねてしまうことで…

一時的に満たされることはあっても、長期的には自分を追い詰めてしまうことになるのです!

ふぉびー所長
ふぉびー所長

では、このような「悪い劣等感」に振り回されないためには、どうすれば良いのでしょうか?

次の章からは、劣等感との正しい向き合い方について具体的に解説していきます。

悪い劣等感を手放す方法① 他者との「競争」から降りる

悪い劣等感を手放し、良い劣等感へと変えていくための第一歩は「他者との競争から降りること」です!

ふぉびー所長
ふぉびー所長

これまで解説してきたように、悪い劣等感とは「他者との比較」から生まれます

そのため、常に他者と比較し、戦いの土俵に立ち続けている限り、誤った劣等感の苦しさから抜け出すことはできません。

あなたは、誰かに認めてもらうために、今でも必死に戦い続けていませんか?

自分の失敗を許さず「誰に見られても恥ずかしくない自分」でいるために、頑張り続けていませんか?

自分で自分の劣等感を解消できず、「他人の評価や比較」によって安易に劣等感を無くそうとして、知らず知らずのうちに「競争の世界」に身を置いていませんか?

しかし、あなたはこれ以上、誰かと勝ち負けを競い続ける必要はありません。

誰かと比較して「自分は劣っている」と感じる必要もないのです!

ふぉびー所長
ふぉびー所長

比べるべき相手は、あくまで「自分自身」だけでいいのです!

他者との比較をやめ、自分の理想に向かって一歩ずつ進んでいくこと。

それこそが、悪い劣等感に振り回されないための本質的な考え方です。

「悪い劣等感」をぶつけてくる相手

しかし、現実の社会では、望まなくても競争を仕掛けられる場面があります。

  • 理不尽な指摘やダメ出しをされる
  • マウントや嫌味を言われる
  • 他人を貶めることで優越感を得ようとする など…

こうした状況に直面すると、つい挑発に乗り、怒って反撃したくなってしまいますよね。

ですが、ここで重要なのは「それでも戦ってはいけない」ということです!

感情的に反論したり、対抗しようとしたり、怪訝そうな表情を浮かべるなど「怒りのリアクション」を取ってしまうと、それこそ相手の思うツボです。

相手の目的は「あなたを打ち負かし服従させることで、自身の劣等感を払拭する」ことにあります。

相手の不機嫌や劣等感の解消に、あなたがいちいち相手をしてあげる必要は全くありません!

このような「劣等感を振り回す相手」に遭遇したら…

突然の雨から身を守るように、心に「傘」をさすイメージをしてみましょう。

突然の環境の変化に怒ることなく対応し、早めに会話を切り上げましょう。

どうしても会話を切り上げるのが難しいときは…

「自分の仕事に集中したい」
「今は目の前の課題に取り組みたい」

といったように、相手に干渉せず、あくまで自分の課題を伝えて会話を切り上げるようにしてみましょう。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

相手に「こうしてほしい」と要求するなど、相手の領域に踏み込む発言をすると、事態は余計に悪化する可能性があるので注意しましょう!

悪い劣等感を手放す方法② 他人の評価は「絶対ではない」と理解する

悪い劣等感を手放すための2つ目の方法は、
他者の評価は「絶対的なものではない」と知ることです。

他人の評価は「気にしなくていい」と頭では分かっていても、実際はどうしても気になってしまいますよね。

しかし、ここで理解しておくべき重要なポイントは「他人の評価はあくまで ”相手の主観” に基づくものであり、あまり正確ではないということです!

例えば誰かに
「あなたは○○だ」と評価されたとしても、それはその人の

  • 生い立ち
  • 経験
  • 知識
  • 価値観

といった背景をもとにした、一定の「解釈」に過ぎません。

さらに、人の評価というのは、その日の体調や気分、感情によっても簡単に変わります。

同じあなたを見ても、人によって評価がバラバラなのはそのためです。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

つまり、他者の評価とは本質的に「不安定で変わりやすいもの」なのです

そのような、全くあてにならない評価を基準に自分の価値を委ねてしまったら、心が安定しないのも当然と言えるでしょう。

一方で、あなた自身による「自己評価」は違います。

あなたは、自分自身の過去や経験、知識、これまでの努力や現在の状況を全て知っている唯一の存在です。

であれば、自分に対する評価というのは、他人の評価に比べてはるかに本質に近いものだと思いませんか?

他人の評価に振り回されるのではなく…

「自分はどう感じているのか」
「以前と比べて前に進めているか」

という視点を大切にしてみてください。

あなた自身の価値や評価は、紛れもない「あなた自身」で決めていいのです!

悪い劣等感を手放す方法③ 他者貢献で「自分の価値」を実感する

悪い劣等感を手放すための3つ目の方法は、
他者に貢献すること(他者貢献)です。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

前の章で「自分の価値は自分で決めていい」とお伝えしました

しかし実際には「自分には価値がある」とすぐに実感できる人は多くありません。

では、どうすれば自分の価値を感じられるようになるのでしょう?

その答えが「他者への貢献」です!

人は誰かの役に立ち、感謝されることで「自分は価値のある存在だ」と実感できるようになります。

そして「感謝」とは「評価」の言葉ではありません。

「あなたの存在は有益で、価値のある人なんだ」という”勇気づけ”の言葉なのです。

  • ちょっとした気遣いをする
  • 仕事や家事を手伝う
  • 他者を「信頼し続ける」 など…

こうした、日常の中の小さな他者貢献の積み重ねで、少しずつ「自分には価値がある」という感覚が育っていきます。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

ただし、誰にでも優しく、気遣いをする八方美人である必要はありません。あくまで「自然な形」で、ありのままの自分でいられる範囲で構いません

そしてもう一つ、非常に重要なポイントがあります。

それは、他者に貢献しようとした時、見返りとして「感謝を求めない」ことです!

もし、見返りとして「感謝されること」を前提に行動してしまうと…

求めていた「感謝」をしてくれなかった時

「この人は感謝ができない人なの?」
「優しくしても感謝されないなんておかしい」
「お節介な行動だったかな…?」

といったように、他人や自分を責めることで、無意識に「評価」を下してしまうからです。

そして、誰かを「評価」するということは、まさしく「比較」であり「競争」の一歩目となってしまいます!

ふぉびー所長
ふぉびー所長

他者貢献をし、自分が思う自身の価値を高めていくはずが、逆に競争の世界に足を踏み入れてしまったら本末転倒です

そうならないためにも、他者貢献はあくまで「無条件」で行うことが大切です!

たとえ思ったような反応が得られなかったとしても…

「自分は誰かのために行動できた」
「誰かの役に立つための行動ができた」

という事実そのものに大きな意味があるのです!

もし、他者貢献のはずが、結果的に失敗となってしまっても…

「それでも誰かのために行動できた自分」を認めてあげてください。

少しずつでも、その積み重ねが確実にあなたの価値を高めていきます。

そして大切なのは…

あなた自身も、他者に「感謝」と「信頼」を伝えていくことです!

あなた以外の人もまた、感謝され、信頼されることで、自身の価値を実感します。

そして、相手に与えた感謝や信頼は、やがて相手からあなたの元へと還ってくるのです。

つまり…

  • 無条件の「他者貢献」
  • 無条件の「信頼」
  • 感謝の言葉

この3つを自ら発信していくことで、他者の評価に依存しない「自分の本当の価値」を実感できるのです!

まとめ

劣等感は、多くの人が「苦しいもの」「消すべきもの」だと考えています。

しかし実際には、劣等感そのものが悪いわけではありません。

大切なのは、その劣等感が「自分を成長させるもの」なのか、それとも「自分を苦しめ続けるもの」なのかを見極めることです。

他人との比較や承認ばかりを求めてしまうと、人は終わりのない競争に巻き込まれ、心が休まらなくなってしまいます。

ですが、比較する相手を「他人」ではなく「過去の自分」に変えることで、劣等感はあなたを前へ進める大きな原動力へと変わっていくのです。

そして、最も重要なのは…
「自分の価値は、他人の評価によって決まるものではない」ということです!

他者への貢献や感謝、信頼の積み重ねによって、少しずつ「自分には価値がある」と実感できるようになっていくのです。

もし今、強い劣等感に苦しんでいるとしても、無理に消そうとする必要はありません。

劣等感を正しく理解し、上手に向き合うことができれば、あなたの人生をより良い方向へ導いてくれる“成長の力”になっていくはずです。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

劣等感に振り回されない人生を、歩んでいきましょう!

参考文献

嫌われる勇気 - 岸見一郎/古賀史健

を軽くする言葉・対人関係の不安を消す-アルフレッド・アドラー

コメント

タイトルとURLをコピーしました