はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!

本日は、不安障害・パニック障害における「負の無限ループ」についてお話していきたいと思います!
不安障害・パニック障害を抱えるみなさんへ――
不安障害やパニック障害を「どうにかして治さなければ」と、毎日必死で戦っていませんか?
障害からくる不快な症状やパニック発作を起こさないよう対策を考え、症状を無くそうと努力しているのに、なぜか症状や発作が襲ってくる…
障害を抱えるほとんどの人が、そのような経験をしていると思います。

かつて不安障害を抱えていた私も、その一人でした
実はその背景には、不安障害・パニック障害の方が陥りやすい「負の無限ループ」があります。
症状をなくそうと努力すればするほど、かえって症状が強まってしまう…
知らず知らずのうちに、その仕組みに囚われている可能性があるのです。
この記事では、不安障害・パニック障害がなかなか治らない原因となる「負の無限ループの正体」と、「無限ループから抜け出すために何をすべきか」について分かりやすく解説していきます!

「なぜ障害が良くならないのか」と悩んでいる方にとって、突破口となるヒントになれば幸いです!
不安障害・パニック障害において、吐き気やめまい等の身体的症状に加え、強烈な不安感や恐怖等の精神的症状、発作的症状をまとめて「不快な症状」という表現を使っております。
詳しい説明はこちらにて解説しております。
【治療法その2】疲弊した心が不快な症状を生む原因
「ストレスと疲労」の無限ループ
不安障害やパニック障害の有無にかかわらず、わたしたち人間が耐えられるストレスには「限界」があります。

また不快な症状やパニック発作が起きたらどうしよう…

この不安や恐怖はいつまで続くんだろう…
このような不安や恐怖、緊張を日常的に感じ続けていると、心は少しずつ、確実に疲労していきます。
そして、蓄積していく心の疲れに比例するように…
今よりさらにストレスを感じやすくなっていくのです!
心の疲労によって過剰にストレスを感じるようになった結果、やがて…
ストレスが続く
↓
心が疲労する
↓
不安や恐怖を感じやすくなる
↓
さらにストレスが増える
↓
心が疲労する…
この
「ストレス → 心の疲労 → ストレス → 心の疲労」
という負のサイクルができあがってしまった結果、心に休息が与えられる機会が極端に少なくなり、最終的に心の疲労が限界に達してしまうのです。

不安障害やパニック障害がなかなか改善しない背景には、この”心の疲労のサイクル”が関係していると言えるでしょう
日常のちょっとしたことで不安になったり、心配事が尽きなかったり、他人に対して優しく出来なかったとしても…
それは、あなたの心が弱いからでも、心が狭いからでもありません!
あなたの頑張りが足りないわけでもありません。
あなたにまず必要なのは「障害を治そうと頑張ること」よりも、上記のような無限ループに気づき、断ち切ることなのです!
「不快な症状」の無限ループ
不安障害・パニック障害の方は、日々あらゆる「不快な症状」と戦い続けて、心だけでなく「脳」も常に疲労状態です。
このように思ってしまうのは、至極当然のことです。

私が不安障害を患っていた時も、全く同じでした
でも実は…
あなたの「障害を何とかしよう」という努力こそが、脳が休まらない原因になっていることがあるのです!
このような思考に囚われてしまうと、体は休んでいるつもりでも脳はずっと戦闘状態のままになります。

その結果「休んでも休んでも疲れている」という状態が続いてしまうのです!
疲労が限界に達した脳は、わたしたちから「正常な判断力」を奪います。
こうしたマイナスの思考が強まり、不安や恐怖はさらに増幅していきます。そして…
不快な症状
↓
判断力の低下
↓
症状への恐怖
↓
不快な症状
↓
判断力の低下
↓
症状への恐怖…
という新たな無限ループが生まれてしまうのです!
思考の無限ループ
不安障害・パニック障害が長引けば長引くほど、不快な症状に対する恐怖は大きくなっていきます。
この恐ろしい不快な症状一つ一つを「どうにかして消そう」「元の自分に戻ろう」と、これまで必死に抵抗してきたのではないですか?
ですが、どれだけ一生懸命頑張っても、症状は思うように消えてくれません。

どうして症状は無くならないのだろう…

一体何が原因なんだろう…?
といったように、答えを求めて何度も考え続けてしまいます。
ですが、心から納得ができる明確な答えは見つからず、気づけばまた同じ疑問を繰り返し考えてしまう――

こうして思考を巡らせ続けることで、脳は少しずつ疲れていきます
蓄積された脳の疲労はやがて心の疲労へとつながり、さらに不快な症状を強めてしまいます。
すると…
と、再び原因や解決策を探し始めてしまいます。
不快な症状が出るたびに考えれば考えるほど疲労し、疲労が重なるほど症状が気になってしまう。
気づけば…
不快な症状
↓
原因の追究
↓
脳の疲労
↓
不快な症状
↓
原因の追究
↓
脳の疲労…
という、終わりの見えない無限ループに入り込んでしまうのです!
そして、この無限ループの中にいるとき、多くの人は「自分の考えすぎが原因だ」ということに気づくことさえ困難になってしまいます!
負の無限ループから抜け出すためには?
ここまで、いくつかの「負の無限ループ」の例を紹介してきました。

もしかしたら「まさに自分の事だ…」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不安障害・パニック障害は、その他にもさまざまな「負の無限ループ」が積み重なった結果、症状が悪化してしまうというケースがほとんどです。
そして、障害の悪化が進めば進むほど、ストレスや疲労・不安や恐怖といった思考に縛られ…
「抜け出したいのに抜け出せない…」
そんな苦しい状態に陥ってしまうのです!
ですが、心配する必要はありません。
「負の無限ループ」から抜け出すための方法は、全て当ブログに書かれています!
不安障害・パニック障害を「正しく」理解しよう!
では、実際に「負の無限ループ」から抜け出すためには、どうすればいいのでしょうか?
その答えはズバリ
「不安障害・パニック障害について正しく理解すること」です!
不安障害・パニック障害の方が陥る負の無限ループの根本には、障害によって引き起こされる「不快な症状」があります。
それらの症状はあまりにも辛いため「二度とあんな思いはしたくない」といったように、不快な症状を恐れ、どうにかして無くそうと必死に抵抗します。
しかし、症状に対する「恐れ」や「抵抗」が、むしろ負の無限ループの結びつきを強め、不安障害・パニック障害の克服をより困難なものとしているのです!
さらに、障害や不快な症状の「正体」が分からないままだと…

「また症状が出たらどうしよう…」
「このまま死んでしまうのかもしれない…」
といった不安や恐怖が次第に増幅されてしまいます。
ですが、逆に言えば…
障害や不快な症状について正しく理解することで、不安や恐怖は確実に軽減できます!
症状の原因や仕組みを知り、正しい対処法を理解することで、

「不快な症状は危険なものではない」
「命の危険なんてないんだ」
と、自分の中で確実に「納得」できることで、少しずつ、確かな安心感を得られるでしょう。
その結果、不快な症状に振り回されることが減り、負の無限ループから抜け出すきっかけを作ることができるのです!
不安障害・パニック障害を「理解する」ためには?
そして、当ブログでは
「障害や不快な症状の正体」や「具体的な対処法」について、わかりやすく解説した記事を多数掲載しています!

当ブログを参考にしていただければ、不安障害・パニック障害から抜け出すためのヒントがきっと見つかるはずです。
「どうにかして早く治したい」と、焦らなくても大丈夫!
あなたのペースで、少しずつ理解を深めながら「負の無限ループ」から抜け出す一歩を踏み出していきましょう!
まとめ
不安障害・パニック障害がなかなか改善しない背景には、
- ストレスと疲労
- 不快な症状への恐怖
- 原因を探し続ける思考
といった、いくつもの負の無限ループが関係しています。
症状をなくそうと必死に努力すること自体は、決して間違いではありません。
しかし、その努力の際に生じる不安や恐怖・症状への抵抗が、知らず知らずのうちに脳や心を疲労させ「負の無限ループ」の結びつきを強め、さらに症状を強めてしまうこともあるのです。

しかし、障害や不快な症状の仕組みを正しく理解することで「負の無限ループ」は断ち切ることが可能になります!
不快な症状の正体を知り、正しい対処法を知ることで、不安や恐怖は軽減され、やがて症状に振り回されない状態へと近づくことができるでしょう。
まずは不安障害・パニック障害について「理解」することから始めてみましょう!
あなたのペースで、負の無限ループから抜け出す第一歩を踏み出していきましょう!
参考文献
不安のメカニズム-クレア・ウィークス
不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本-ポール・デイヴィッド





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