不安障害・パニック障害の治し方

仕事や学校はどうするべき? 不安障害・パニック障害を克服する方法【第3回】

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はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!

今回の記事は前回の続きからです!

前回の記事では、仕事で適度に忙しく過ごし、不安障害・パニック障害の克服に役立てていこうという記事でしたが、今回はその学校編です。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

青年期に障害を患うと、進学や就職など、将来への強い不安があることと思います。実際、私もそうでした

ですが、心配いりません。14歳から20歳までほぼ引きこもりだった私ですら、金銭面も含め、今はそれなりに不自由なく生活できています

普通に学校へ通い、普通に就職することだけが、幸福への道ではありません

今は将来のことを気にしすぎず、現在の自分にできることを探っていきましょう!

適度に忙しくする方法 ~学校編~

学生のうちに不安障害・パニック障害を発症し不登校となってしまった場合、やはり会社員の方と比べると選択肢は狭くなってしまいます。

ですが、心配はいりません。あなたの今の状況に合った選択肢は必ず見つかります。

希望を捨てる必要は一切ありません!

学校内の支援教室を活用する

学校によっては、一般的な教室とは別に、不登校の生徒に学びの場(校内教育支援センター)を提供している場合があります。

2023年に発足した、「誰一人取り残されない学びの保障」を目指す「COCOLOプラン」という取り組みの影響もあり、校内教育支援センターの設置率は年々上昇しています。

詳しくはコチラをご覧ください

記事によると、校内教育支援センターの設置率は、2025年時点の小中公立校で約58%、中学校に限ると77.5%もの学校が導入をしているそうです。

また、校内教育支援センターでなくとも、不登校の生徒専用の教室を用意している学校も数多くあります。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

私も、中学生の時不安障害を発症してからは、しばらくは特別教室に登校をしていました

学校へ登校し、同じような境遇の生徒とコミュニケーションを取ることは、障害克服への大きな手助けとなります

他者とのコミュニケーションを通し、自分はここにいても良い、こんな自分でもちゃんと人と関われるんだという感覚が得られると、それが確かな自信となるのです。

また、仮に強い不快な症状に襲われても、その教室ならすぐに助けてもらえる上に、他人の迷惑にもならないという安心感も、体の緊張をうまく解いてくれるでしょう。

校外の教育支援センターを活用する

校内に教育支援センターや特別教室がない場合、校外の教育支援センターを活用するという方法もあります。

教育支援センターは公的機関な為、校外の施設でも利用料がかかることはありません

詳しくはコチラを参考にしてください。

フリースクールを活用する

教育支援センター以外では、フリースクールを活用するという手もあります。

フリースクールの特徴は教育支援センターとは違い、そこに通う生徒の主体性を重視し、学校の勉強より日常生活や精神面のサポートを主としています

また、地域の小中学校と提携している場合は、フリースクールに通うことで学校を出席扱いにしてもらえる場合もあります。

ただ、公的機関である教育支援センターとは違い、フリースクールはあくまで民間のNPO法人等が運営しているため、入学金や月額費用等がかかる点に注意しましょう。

デイケアを利用する

病院の精神科デイケアは、青年期の方も利用できます。

また、20歳以下の思春期限定のデイケアを展開している病院もあります。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

私も精神病棟を退院後、思春期デイケアを利用してリハビリに励んでいました

社会復帰に向けたさまざまなプログラムやコミュニケーションを通して、障害の克服を目指すことができます。

まとめ

不安障害・パニック障害を克服するうえで、適度に忙しくすることが大きな助けとなるのですが、それと同時に、社会的つながりを持ち、他者とのコミュニケーションをとるということが何よりも大事なのです

自宅にこもり、一人孤独に過ごすだけでは、不安障害・パニック障害を克服することはまず不可能といえるでしょう。

他者と関わり、絆を深めた相手とコミュニティを築くこと。仕事を通し、会社に貢献することで、自分も社会の一員として存在していると認識すること。

これこそが、失われた自信を取り戻すための重要なステップなのです。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

焦らなくても大丈夫です。まずはしっかり心の休息をとって、その気になったときに、ほんの少し勇気を出して立ち上がってみましょう!

また次の記事でお会いしましょう!

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