はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!
当ブログでは、不安障害・パニック障害を根本的に克服する方法を徹底的に解説しています!
今回は、そもそも「不安」とはどんな感情なのか解説していきたいと思います。

「不安」という感情を理解して、上手に向き合っていけば、人生はより明るく豊かなものになります!
よろしければ、ぜひ参考にしてみてください!
そもそも「不安」って何?
不安は自分の身を守るための「自己防衛能力」
私たちヒトの脳は、目の前のありとあらゆる状況から危険を察知し、その状況を「感情」として告知してくれます。
そのうちの1つが「不安」で、それは古来よりヒトに備わった「自己防衛能力」といえます。

不安があるおかげで、我々は無意識に「危険」から身を守っているのです
この「不安」という感情が欠如してしまうと、世の中のありとあらゆる危険を回避することが難しくなってしまいます。
本来、「不安」はヒトの身体になくてはならない存在なのです。
不安は「未知のもの」に対して生まれる
不安障害・パニック障害を克服する方法の記事でも説明しましたが、不安の根源は「無知や未知」にあります。
今いる場所から未知の世界へ踏み出す時、誰しも不安を感じることになりますが、それは「その先は安全が確保されていないよ」ということを私たちに知らせてくれてるからなのです。
そして一度でも「未知の場所」を経験すれば、もう「未知」ではなくなるため、おのずと不安は消えていくのです。

不安の仕組みを理解できれば、不安そのものに不安を抱くことも少なくなるでしょう
もし、「未知の場所」に対し不安を感じなかったら、おそらく何の準備もせずにそこへ向かっていき、生身のまま危険にさらされてしまうことでしょう。
そのようなことを未然に防ぐためにも、不安という感情は非常な役割を担っているといえます。
不安などの感情の役割
われわれが日常生活を送るうえで感じる感情、とりわけ「怒り」や「悲しみ」の感情はとても不快で、正直そんなものなければいいのに…と思ったりしたことはありませんか?
ですが、「怒り」や「悲しみ」も不安と同じで、人間にはなくてはならない大切なものです。
大切なものを失った際に悲しみを感じられるからこそ、自分を、そして他者をいたわることができます。

もし、悲しみを知らない人がいたら… いとも簡単に人をあやめるモンスターになっているかもしれません
「怒り」についてはどうでしょう?
怒りは本来、不利な現状を打破し、自身の成長を促す爆発力にするべきものです。
もし、怒りを感じない身体だったら…? 自身の劣勢や不利な状況を認識できず、行動することをやめ、ただただストレスが積み重なっていくでしょう。
積み重なったストレスは、いずれ心の病を引き起こすことになるかもしれません。

しかし困ったことに、不安障害・パニック障害を抱える方々は、得てしてそのような感情と向き合うことが非常に苦手であることが多いです
怒りや悲しみ、不安を「あってはならないもの」と認識し、そのような感情を排除しようとするため、雪だるま式にストレスを貯めていってしまうのです。
まとめ
不安や怒り、悲しみは、日常生活において必要不可欠な感情です。
大切なのは、そのような一見不快な感情を排除しようとせず、上手に活用して日々の生活に役立てていくことです。
では、不快な感情に振り回されないようにするにはどうしたら良いのでしょう?

次回からは、感情に振り回されない方法のアドバイスをさせていただきたいと思います
また次の記事でお会いしましょう!
参考文献
正しく知る不安障害-水島広子



