増え続ける精神病患者
はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!
突然ですが、令和7年の時点で、日本にいる精神病患者の数はどれくらいだと思いますか?

何となく、昔と比べてずいぶん増えたような気がします

確かにそんな感じはしますね。では、実際のところはどうなのでしょう?
では、こちらのデータをご覧ください。

厚労省のデータによると、令和5年の時点で、精神疾患(認知症含む)を抱える方は約603万人にのぼるということが分かります。
平成14年(2002年)と比較すると、その数はおよそ2.5倍近くにもなります。

そ、そんなにたくさんの方が心の病を抱えているんですね…

実はそうなんです。そして、さらに注目していただきたいのは平成23年以降の精神病患者数の伸び方です

平成23年までは緩やかな増加傾向でしたが、そこから急激に精神病患者が増加していることが窺えます。
平成23年は、西暦にすると2011年です。
2011年といえば、東日本大震災が真っ先に浮かぶ方が多いと思いますが、今回注目すべき点は他にあります。

2011年頃から、人々の間で急激に広まった「とあるツール」があるのですが、それは何でしょう?
正解は、こちらのデータをご覧ください。
図表:日本の情報通信機器の保有状況の推移(世帯)

この表を見れば一目瞭然ですね。
そう、正解は「スマホ」です!
スマホの普及で「見える化」した「心の闇」
2010年代で急速に普及したスマホの影響で、人々の生活は劇的に変化しました。
手のひらサイズの板一枚あれば簡単にインターネットに接続できるようになり、生活の利便性が格段に向上しました。
また、Twitter(現X)やLINE、インスタグラム、TikTokなどのSNSが爆発的にヒットし、世界中の誰とでも簡単に繋がれるようになりました。

しかし、これらが日常的になり、インターネットの利用者が爆増したことで、新たな弊害が生じるようになりました
それは、一言でいえば情報過多です。
インターネットの利用者が爆増したことで、ネット検索における情報量は飛躍的に増えました。
さらに、SNSでは毎日大量のツイートが流れ、一気に大量の情報を浴びるようになりました。
その情報が、人々を豊かにする良きものであればよかったのですが、残念ながら実際はそうではありません。
インターネットでは、有名人を蔑むようなネット記事にあふれ、根の葉もない適当なウワサで悪評を広めるサイトが目に留まるようになりました。
一方SNSでは、本来、内に閉じ込めておくはずの心の闇が言語化され、人目を憚ることなく全世界へ発信されるようになるなど、共有されるべきでない思想なども共有されてしまいます。
悪意ある捏造ツイート、誹謗中傷は後を絶たず、見るだけで心を痛めるような言葉で溢れかえっています。
スマホが普及したことにより、日々濁流のように押し寄せる情報の大波が、人々の心を疲弊させているのです。

本来インターネットとは、有益な情報交換の場であり、人々の暮らしをより豊かにするためのツールであったはずです
SNSも含めて、インターネットは我々の未来にとって大いなる可能性を秘めた素晴らしいツールです。
しかし、現代のインターネットにおいては、本来の目的を大幅に逸脱した場所になっていると言わざるを得ません。
この流れは、いわゆるメガトレンドというもので、きっと誰にも止められないでしょう。
そんな今だからこそ、自分の心は自分で守らなくてはなりません!
生活するうえで不要な情報はシャットアウトして良いのです。
芸能界のゴシップ、単なるウワサや推論で炎上を狙うツイートや悪質なまとめサイト、行き過ぎた政党、政策批判など…

これらは、あなたの心に害を及ぼすウイルスでしかありません!
しっかり防御して、心がカゼをひかないようしっかり感染対策をしましょう!!
SNSで、日々の愚痴やネガティブなツイートを繰り返すアカウントは、ミュートしたって構わないのです。
LINEにおける日常的な会話の返信タイミングだって、気が向いたときでいいのです。
日々の生活を、SNSなどのインターネットで縛られるのは、もうやめましょう!
今、あなたに見えている範囲のものだけが、あなたの世界ではありません。
ほんの少しスマホの画面から目を離して、周囲を見回してみてください。
ほんの少しその場から離れて、外の空気を吸ってみてください。
そこには、今まで気づかなかったほんの小さな幸せが、あるかもしれませんよ?

もしよかったら、スマホに縛られる生活ではなく、スマホをうまく活用する生活を目指してみてくださいね!
このブログでは、日々お疲れ気味のみなさんの心を、少しでも豊かにできるような情報やお話を発信できるよう、精一杯努めてまいります!
それでは、また次の記事でお会いいたしましょう!
