はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!
このブログでは、不安障害・パニック障害を”根本的に”克服する方法を解説しています。
こちらの記事で、不安障害・パニック障害を克服するためには、障害を「治そうとしないこと」という説明をしました。

今回は、こちらの内容について深堀していきたいと思います
よろしければ、ぜひ参考にしてください!
治したいなら、治そうとするな!
不安障害・パニック障害を克服するために重要ことは、
「治そうとしない」ことです。

「治そうとしない」こと。これからも、耳にタコができるくらい口酸っぱく言っていきますよ! それくらい大事なことなのです!
不安障害・パニック障害の方は、毎日のように不快な症状に襲われ、いつ襲ってくるかわからない不快な症状をとにかく恐れて、極度の不安に支配されています。
ですが、そのような感覚も考えも全て受け入れて、何もしないこと。
不快な症状や極度の不安と戦おうとせず、普段通りの日常生活を送ること。
障害に対して何も気にすることなく、やりたいことを好きなだけやること。

あなたが、不安障害・パニック障害の奴隷で居続ける必要は、もうありませんよ! 何物にも支配されず、自由に生きていいのです!
不安障害・パニック障害の方がやってしまいがちな「真逆のこと」
不安障害・パニック障害を抱える方は、毎日のように自分の体調や気分を気にして過ごしています。
朝起きた瞬間に体調を気にして、日課の不安探しを始めてしまうことでしょう。
常に心配事を探して、不安なことを見つけると、それをとことん掘り下げようとします。

心配事や不安を見つけては、一体それの何が不安なのか、どういうことが心配なのかと必死に掘り下げて考え続けてしまいますよね
こうして、日々休むことなく不安障害・パニック障害と戦い続けるあなたとあなたの心は、すでに疲労困憊の状態なのです。
それでもあなたは、今も必死で、不安や不快な症状を何とか排除しようと戦い続けていることでしょう。
体調が悪い時期になると、その原因や理由を探して、自分を納得させようとしているのではありませんか?
しかしこれらは、不安障害・パニック障害を克服するためにやるべきこととは、全く正反対のことなのです!
不安障害を抱えていた所長が実際に感じていたこと

私が不安障害の症状に苦しんでいたころは、まさに同じような考え方をしていました
私が不安障害に支配されていたこの15年間は、まさに戦いの連続でした。
来る日も来る日も自身の体調のことを気にして、不快な症状やコントロールができない不安を必死に排除しようとしていました。
毎日のように襲ってくる不快な症状をどうにかしたくて、様々な治療法も試しました。
自律神経の緊張を緩める漢方や、あらゆるリラクゼーション法、マインドフルネス、星状神経ブロック注射なども試してみましたが…

しかし、どの治療法も全く効果がありませんでした
今思えば、効果がなくて当然だな…と感じます。
なぜなら、そのすべてが不安障害を根本的に解決する方法ではなかったからです。
ですが、当時の私にそんなことが分かるはずもありません。
とにかく1日でも早く、自身を支配する不安や恐怖、そして不快な症状から解放されたかったのです。
だれかこの地獄から脱出する方法を教えてほしい…
悪魔でもいいから、私を元の健康だった身体に戻してほしい…

私の切な願いも空しく、治療法を教えてくれる人も、一瞬で健康にしてくれる人も現れることはありませんでした
こうして結局、いつも通り必死に障害を治す方法を探す日々へと戻っていくのです。
不安障害・パニック障害に苦しむ方は、きっと同じような事を感じているのではないでしょうか?

ここで、皆さんに1つ質問をさせてください
私が不安障害に苦しんでいた日々に感じていたことを読んでみて、どう思いましたか?
もし共感していただけたのなら、嬉しい限りですが…
それよりも、少し考えてみてください。
「私が感じていたことと同じことをしていれば、いつか不安障害を克服できる」と思いましたか?
もし、今のあなたと、私が不安障害で苦しんでいた時と重なる部分があるのであれば、はっきり言います。
今すぐ、「それ」をやめましょう!
これ以上、不安障害・パニック障害に振り回される必要はありません!
障害を治そうと必死に戦い続けるのは、今日で最後です!!
まとめ
不安障害・パニック障害と戦い続けることは、まさに死闘と呼べるほど壮絶なものです。
ですがあなたは、とてつもなく長い間、どれだけ打ちのめされても立ち上がり続け、戦う姿勢を崩しませんでした。
あなたは決して弱い人ではありません。むしろ、これまで必死に戦い続けてきたことに、最大級の敬意を表したいと思います。
今まで本当によく頑張りました。ですが、もう戦い続ける必要はありません。

今日、不安障害・パニック障害と戦うことをやめ、自身のありのままを全て受け入れようと決意したのであれば、あなたの未来は今では考えられないほど明るいものになるでしょう
例外はありません。私が保証します。
なにせ、私がそうだったのですから。
今すぐに自身の現状全てを受け入れることは難しいかもしれません。ですから、少しずつ、ゆっくりで大丈夫です。
あなたの行く先は、着実に、そして確実に明るい方へ向かっていますよ!

あなたが障害を克服するその日まで、私が伴走します!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
参考文献
不安のメカニズム-クレア・ウィークス
不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本-ポール・デイヴィッド



