はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!

今回は、不安障害からくる「疲労感や倦怠感」について解説していきたいと思います!
「何もしていないのに、身体がずっと疲れている…」そんな疲労感や倦怠感に悩まされていませんか?
不安障害を抱えている方の多くは、原因不明の慢性的な疲れに苦しんでいます。
日常生活に支障が出てしまい「このままずっと疲労感が取れなかったらどうしよう…」と不安になることもありますよね。

約15年にわたり不安障害を患っていた私も、毎日のように疲労感や倦怠感に苦しめられました…
ですが、今では不安障害を克服し、疲労感や不安感たちと上手に向き合えています。
そこで今回の記事では、障害の影響からくる疲労感や倦怠感と上手に向き合うための考え方や対処法について、わかりやすく解説していきたいと思います!
この記事を読めば、きっと今より疲労感や不安感に悩まされることが減り、自由な日常生活を送れるようになると思います。

実際に私が疲労感や倦怠感を克服した方法を、余すことなく、かつ分かりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
疲労感・倦怠感の原因は? なぜ休んでも回復しないのか
不安障害を抱えている方の多くが「理由が分からない疲労感や不安感」に悩まされています。
このような「休んでも疲れている」状態が続いているのではありませんか?
「私って体力なさすぎ…」「もう普通の人みたいに活動するのは無理なのかな…」と悲観的になってしまうのも無理はありません。

ですが、そのように悩んだり、落ち込んだりする必要はありません!
精神状態と疲労は密接に関係しており、不安や心配、緊張といったストレスが強くなるほど、疲労感や倦怠感も増していきます。
まずは、なぜ不安障害になると「強い疲労感や倦怠感」を感じてしまうのかを学んでいきましょう!
疲労感・倦怠感の原因は「精神(感情)の疲労」
不安障害の方が疲労を感じやすい原因は…
ずばり「精神(感情の疲労)」にあります。
日常生活の中で感じる不安や心配、緊張からくるストレス。
これらがうまく解消されずに積み重なっていくと、少しずつ「心」が疲労していきます。
そして、心の疲労が蓄積し限界に近くなると――
本来なら気にしなくてもいいことにまでストレスを感じてしまう「神経の過敏化」という状態になります。 たとえば…
このように、日常のあらゆる場面で、異常なほどストレスを感じやすい状態となってしまうことで、神経は常に周囲を警戒するようになってしまうのです。
「神経の過敏化」が疲労を生む理由
過敏化した神経は、周囲を常に警戒し、心に対するちょっとした刺激でも「危険」と判断します。
「危険」を感知した神経はアドレナリンを分泌させ「ファイト・オア・フライト反応」という現象を引き起こします。

「ファイト・オア・フライト反応」自体は、ごく自然の現象なので何も問題はないのですが…
先ほども説明した通り、心が疲労し「神経の過敏化」が起きている状態だと、アドレナリンは適量を超え過剰に分泌されてしまい、それに伴い「ファイト・オア・フライト反応」も過剰なものになってしまいます。
「神経の過敏化」からくるアドレナリンの過剰分泌で、本来は短時間で終わるはずの「ファイト・オア・フライト反応」が意味もなく持続し…
心拍数の上昇や筋肉の緊張といった身体への影響も持続してしまうのです!
この「過剰なアドレナリンの分泌」と「心と身体の慢性的な緊張」こそが、疲労感・不安感の正体です!
「神経の過敏化」についてもっと詳しく知りたい方はこちら!
なぜ、休んでも疲労感や倦怠感が取れないのか?
「ちゃんと休んでいるのに疲れが取れない…」
その理由はシンプルで、身体は休めていても、心が休めていないからです。
例えば寝る前、

「あの時こうすればよかった…」
「あの発言で、あの子を傷つけちゃったかもしれない…」
と、頭の中で反省会が始まってしまうことはありませんか?
不安障害・パニック障害の方は基本的に、何もせず「ぼーっとする」ことがとても苦手です。
暇さえあれば、何か心配事を探したり、不安の原因を考えたり、症状に対する対処法を悩んだりしてしまいます。 その結果…
脳と心は休まるどころか、ずっとフル稼働状態。
精神は常に警戒度MAXを保ち「ファイト・オア・フライト反応」を引き起こし続けてしまいます。

この状態では、どれだけ身体を休めても、疲労感や倦怠感が抜けないのは当然なのです
疲労感・倦怠感への対処方法とは?
ここまでの解説で…
疲労感・倦怠感の正体は ”精神の過敏化からくる心と身体の緊張” であることは何となく理解できたのではないかと思います。
つまり、不安障害からくる疲労感・倦怠感を無くしていくには
「心に休息を与え、緊張を解く」必要があるということです!

では、具体的にどうすれば「心に休息が与えられ、緊張が解けていく」のでしょう?
心を休めるためには?
疲労感や倦怠感を無くしていくためには「心を休めること」が何より重要です。
不安障害を抱える方の多くは、ベッドに横になり、身体を休めている時でも、なかなか「心」を休ませることができません。
このような思考に囚われ、毎日欠かすことなくずっと「障害と戦い続けている状態」となってしまいます。

心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
こうした「不安障害を治そうとする努力」は一見とても正しい行動に見えます。
しかし――
不安障害と戦ったり、逃げようとする姿勢そのものが、心を疲労させてしまう大きな原因なのです!
つまり、あなたを悩ませる「疲労感や倦怠感」を無くしていくためには、障害と戦ったり、逃げたりすることをやめなくてはなりません。
不安障害や、それに伴って現れる「不快な症状」が、あなたの中に「存在する」ことを認めて、受け入れてあげる必要があるのです!
疲労感や倦怠感を「受け入れる」
不安障害からくる疲労感や倦怠感などの「不快な症状」は、どれも耐えがたいほど非常に辛いものですが…
「今すぐこの辛い状況をどうにかしたい」
「何とかして症状を無くしたい」
このように、症状に対し抵抗を続け、排除しようとすればするほど、不快な症状はさらに強さを増してあなたを襲います。

不安障害を患っていた頃の私も、みなさんと同じように、毎日障害と戦い続け、不快な症状を排除しようとしていました
不安障害を「どうにかして排除したい」と考え、戦い続けてしまうことは、むしろ当然のことです。
しかし、その「排除したい」という考えが、さらに不快な症状を強め、心を疲弊させる原因となってしまうのです!
「敗北を認める」という考え方
不安障害と戦うことをやめるためには、まずは「敗北を認める」ことが大切です。

これは決して、不安障害の治療を「あきらめる」という意味ではありません
これは、本当の意味で心を休ませるために、無駄に消耗するだけの戦いを終わらせるという選択です!
「別に不安になったっていい。恐怖を感じていても、そのままでいいんだ」
「不快な症状に襲われても、もう放っておいていいんだ」
「私は、これ以上不安障害と戦わなくてもいいんだ」
こうして、障害や不快な症状が「存在する」ことを許し、認めてあげることで、初めて心は「真の休息」を得られるのです!
「横になって休む」は逆効果!
疲労感・倦怠感を感じていると…
「とにかく休まなきゃ…」と思ってベッドや布団で横になったり、さらに疲れそうな行動は避けたりしますよね。
ですが…
ただ横になったり、安静にしているだけでは疲労感や倦怠感は回復しません。
不安障害を抱えていると、ベッドに横になったり、ただ安静にしていたりといった「何もしていない状態」だと…
- 不安や心配事について考える
- 不快な症状への対策や対処を考える
といったように、次々と余計な考え事が頭に浮かび、心に休息を与えることができません。

では、心に休息を与えるためには、どうしたらいいのでしょう?
その答えは「適度に活動する」ことです!
適度な活動は、心を休められる
ここで言う「活動」とは、本当に何でも良いのです。
- 軽めの運動
- 掃除や洗濯、料理といった「家事全般」
- ゲームや読書、動画鑑賞
- 無理しない程度の仕事、勉強 など…

このような活動に集中することで、意識を不安や心配事といったことから離すことが大事です!
ですが、疲労感や倦怠感を感じていると…

「何もやる気が起きない…」
「何か行動することすら億劫…」
このように感じてしまうのも、とても自然なことです。
そんなときは…
- とりあえずベッドや布団から出る
- 太陽の光を浴びる
- 伸びをしてリラックス
といった簡単な行動から試してみましょう!
不安障害やパニック障害といった「精神疾患」からくる疲労感・倦怠感がある場合、ベッドや布団で横になっているよりも…
体を起こし、仕事や軽めの運動、ゲームや読書といった趣味などの活動をしていた方が、よっぽど心の疲労を回復させやすいのです!
「精神的な疲労」なのか「本当に疲れている」のか分からない…
疲労感や倦怠感で多くの人が悩むのが…

この疲れって、体の疲れなの? それとも心の疲れなの?
といったように「精神的な疲労」なのか「本当に疲れている」のか区別がつかないということです。
実際、この2つは感覚がとても似ているため、はっきりと区別するのが難しいのが特徴といえます。
- 体が重い
- 息が上がりやすい など
こうした感覚だけでは、身体の疲労なのか、精神的な疲労なのか判断がつきにくいのです。

私自身も、不安障害を患っていた頃は「これは休むべきか、それとも活動した方がいいのか…?」と、頻繁に悩んでいました
そこで、私が実際に疲労感や倦怠感を抱えていた頃に実践していた「疲労の区別」のつけ方について紹介したいと思います!
ほとんどの場合「精神的な疲労」であることが多い
結論からお伝えすると、
多くの場合、その疲労は「精神面からくる ”みせかけ” の疲労」でした。

私の経験した中でも、感じていた疲労感や倦怠感の多くは「精神面からくる疲労」でした
判断のヒントとしては…
「直前の行動を振り返ってみる」ことです!
たとえば…
これらの項目に当てはまるなら…
「実際の身体の疲れ」ではなく「精神的な疲労」である可能性が高いです。
このような場合は、
無理のない範囲で、普段通りの活動をすることをおすすめします!

疲れているのに、活動して本当に大丈夫なの…?
と不安になるかもしれませんが、先ほども説明した通り、適度に活動していた方が、疲労の回復度は早まるのです!
ただし、できるだけ「無理のない範囲」で活動するようにしましょう。
「活動すべきとはいっても、いつも通りの活動はしんどいな…」
「少し活動したけど、これ以上はきついかも…」
こう感じたら、いつもより活動量をセーブしたり、しっかり休む判断も重要になります。
「本当の疲れ」を判断するには…?
では、身体的な疲労(本当の疲れ)はどう判断すればいいでしょうか?
そのポイントは、疲労以外の異変が出ているかどうかです。
こうした異変がある場合は、
精神的以外の「本当の疲労」が蓄積しているサインです!

「本当の疲労」を感じたときは、決して無理な活動はせず、しっかりと休息を取ることを優先しましょう!
「本当の疲労」が蓄積し、何もやる気が起きない「無気力状態」に恐怖を感じるかもしれませんが…
しばらく活動を抑え、しっかり休息に努めていれば、おのずと気力は回復していき、自然に「何かやりたい」と思えるようになります!

心の回復度合いを測るには、「精神疾患を引き起こすかもしれない”4つの疲労”」について理解しておくことをおすすめします!
疲労感や倦怠感があっても「大丈夫」!
疲労感や倦怠感がある中で活動するのは、正直とても辛く、恐怖を感じることもあります。

「無理しすぎて悪化しちゃたらどうしよう…」
「途中で動けなくなったらどうしよう…」
そんな不安を感じているのは、決してあなただけではありません。

私自身も、疲労感や倦怠感を感じやすいタイプで、仕事に行く直前まで強い疲労を感じている時が多々ありました
実際のところ、疲労感や倦怠感を抱える中で行動するとき、一番つらいのは「行動する直前~行動開始から1時間程度」です。
疲労感が強ければ強いほど、行動することへの恐怖が大きく「本当にこのまま仕事に行って大丈夫かな…」と不安になっていましたが…

それでも私は、普段通りに行動することをやめませんでした
いつも通りに仕事へ向かい、仕事を始めて最初の1時間ほどはとても辛いと感じているのですが…
ある程度時間が経つと、徐々に不快な症状は減っていき、自然と楽になっていくのです!
気付けば仕事に集中できるようになり、帰ることには、仕事前とは比べ物にならないくらい楽になっていきました。

みなさんも私と同じように「行動する前より行動した後の方がずっと元気」と感じた経験があるのではないでしょうか?
この現象について「仕事中はアドレナリンが出ているから耐えられる」と言われることがありますが、実はその逆です。
仕事に集中することで ”不安や緊張” が抑えられ、その影響でアドレナリンの分泌も減少することで、不快な症状も軽くなっていくのです!
身体はわたしたちの要求通りに動いてくれる
どれだけ疲労感・倦怠感を感じていても、わたしたちの身体は可能な限りわたしたちの要求通りに動いてくれます。
「疲れすぎない程度に、無理なく行動」といってもなかなか難しく、最初のうちはついついやりすぎてしまうということもあるでしょう。
ですがそれでも「疲れすぎ」や「症状の悪化」を恐れて行動しないよりかは、はるかに早く回復していくのです!
仮に頑張りすぎて、疲労感や倦怠感が増してしまうということがあったとしても…

「やっぱり、疲労感があったら行動しない方がいいんだ…」
「結局障害が良くなることなんてないんだ…」
といったように自信を失ったり、後悔する必要は全くありません!
失敗をするたびに
「何でこんなにうまく行かないの?」
「何がいけなかったの?」
と思い悩んでしまうと、さらに無駄な疲労が蓄積し、症状の回復を遅らせてしまいます。
- 「ちょっとやりすぎちゃったかな?」
- 「しばらく休んでからまた行動しよう」
- 「今回は失敗しちゃったけど、よく頑張れた」
と、やりすぎてしまった自分を認めて、許してあげましょう。
そして、辛い中でも行動できた自分を、十分に労ってあげてください。
そうすれば、一時的に疲労感や倦怠感が強い状態に陥っても、家やベッドで安静にしているより、よっぽど疲労の回復が早くなるのです!
まとめ
不安障害の影響からくる疲労感・倦怠感は、単なる体力不足ではなく「精神的疲労」や神経の過敏化が大きな原因です。
不安や緊張が続くことでアドレナリンが過剰に分泌され、心身が常に警戒状態となり、慢性的な疲れを感じやすくなります。
そのため、いくら身体を休めても「心」が休まっていなければ、疲労感や倦怠感を無くしていくことはできません!
疲労感や倦怠感への対処のポイントは、
- 不安や不快な症状と戦わずに受け入れること
- 無理のない範囲で日常的な活動を続けること
です!

特に、仕事や勉強、軽い運動や家事、趣味などに取り組むことで意識が分散され、不安や心配事から解放されることで、心の緊張が緩和されていきます!
また、多くの場合その疲労は、身体的な面からくる「本当の疲労」ではなく、精神面からくる「みせかけの疲労」です。
このような疲労の場合、無理しない範囲で行動することで改善されるケースも少なくありません。

これらを意識し、疲労感や倦怠感と適切に向き合うことで、疲労は徐々に軽減していくことができるのです!
参考文献
不安のメカニズム-クレア・ウィークス





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