不安障害・パニック障害の治し方不安障害・パニック障害を理解する

障害に「支配されたがる」人へ 不安障害・パニック障害を克服する方法【第19回】

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はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!

ふぉびー所長
ふぉびー所長

今回は、「不安障害・パニック障害に支配されたがる人」というテーマでお話していきたいと思います!

不安障害・パニック障害を抱える方は、その影響からくるさまざまな不快な症状に悩まされています。

とても辛い症状が容赦なく、しかもほぼ毎日襲ってくる…

誰しも「今すぐこの地獄のような日々から解放されたい!」と強く願っているはずです。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

でも、心のどこかで「不安障害・パニック障害であること」を望んでいる部分はありませんか?

それでは詳しく見ていきましょう!

不安障害・パニック障害に「支配されたがる」

不安障害・パニック障害の方は、不快な症状が出ないよう細心の注意を払い、できるだけ安静に過ごそうとします。


症状の出現をひたすら恐れ、緊張や不安を誘発しそうな行動は極力避け、穏便に暮らすことを強いられるのです。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

そうした消極的で非社交的な生活が長く続くと、次第に次のような思考が浮かんでくるようになります

不安障害・パニック障害の方が陥りやすい「思考パターン」

  • やりたいことがあるけど、障害があるから無理だな…
  • 行きたいところがあるけど、障害があるから無理だな…
  • あれに挑戦してみたいけど、障害があるから今はいいかな…
  • 障害がもう少し良くなったら、あれにチャレンジしよう など…

障害から来る不快な症状を過剰に恐れるあまり、せっかく「やりたいこと」があっても「障害があるから」という理由をつけて行動することをやめてしまうのです。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

上記のような考えに囚われてしまうこと、私には本当によく理解できます

実際に私も、不安障害に支配されていた約15年間「障害があるから」という理由で全く行動できずにいたのですから…

ですが、実は「障害があるから無理」と、恐怖や不安の対象から逃げ続けているうちは、不安障害・パニック障害は悪化していく一方なのです!

課題の分離

不安障害・パニック障害の方は、辛い症状から逃れるために特定の行動や場所へ行くことを躊躇します。

いつしかそれは「障害があるから無理」という考えに変わり、「やりたい」や「行ってみたい」を自ら放棄するようになってしまうのです。

そのような考えが思考の根底に根付いてしまうと、不快な症状を必死で我慢して「やりたい」や「行ってみたい」にチャレンジしたとしても、想像の通りに不快な症状が襲ってくるので「やっぱり私には無理なんだ」と誤った確信を得てしまうことも。

ですが…

ふぉびー所長
ふぉびー所長

そのような考え方は「課題の分離」が出来ていないと、言わざるを得ません!

白ねこさん
白ねこさん

課題の分離…?って何ですか?

「課題の分離」とは、心理学者であるアルフレット・アドラーが創始した、「アドラー心理学」に基づく考え方です。

名著「嫌われる勇気」がベストセラーとなったことで、この日本でも一躍時の人となったアドラーですが、彼は対人関係の悩みの解消方法として「課題の分離」という考え方を提唱しています。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

この「課題の分離」という考え方は、不安障害・パニック障害の問題を解決する上でも大いに役立つのです!

課題の分離の具体例

「課題の分離」に関してひとつ具体例を見てみましょう。

ある若い男は、自分の顔がブサイクであることに強いコンプレックスを抱いていました。

このブサイクな顔が原因で女性には全くモテず「顔さえマシになれば少しは女性と親密になれるのに」と日々嘆いてばかりいたのです。

彼のこのような考えに対し、アドラーはこう言います。

「君は課題の分離が全くできていない。ブサイクな事と、君が女性のモテないことは、全くもって無関係だ」

「君は ”ブサイク” という理由を盾にして、女性に避けられ傷つけられることを恐れているだけだ。勇気が出せず、女性にアプローチできない君は ”自分はブサイクだから” という理由で逃げているだけなのだよ」

若い男
若い男

「でも、ブサイクだからモテないのは事実じゃないか!」

「君がブサイクであるという課題は、あくまで ”君” の課題。そして、君がモテないというのは ”相手” の課題だ。この2つを一緒の問題として扱ってはならないのだよ」

ふぉびー所長
ふぉびー所長

…以上の内容を「不安障害・パニック障害」の例に当てはめてみましょう

あなたが「真に」恐れているものの「正体」

不安障害を抱えたとある人は、障害からくる不快な症状のせいでほとんど外出ができず、推しのイベントなどにも全く参加できない状態でした。

不快な症状が原因で身体の自由が利かず「症状さえマシになれば推しのイベントにも参加できるのに」と日々嘆いてばかりいたのです。

ふぉびー所長
ふぉびー所長

この状況を、アドラー心理学の考えに基づいて考えるなら、こうなります

あなたが「不安障害を抱えている」ことと、「推しのイベントに参加できない」ことは、全く無関係の「別の問題」なのです!

「不安障害だから」という理由を盾にして、傷づくことを恐れていませんか?

「障害が出るから」という理由を盾にして、恐怖から逃げていませんか?

「障害があるから」を免罪符に、チャレンジすることを放棄していませんか?

ふぉびー所長
ふぉびー所長

あなたにとってかなり厳しい言葉かもしれませんが、あなたは受け入れる必要があります!

白ねこさん
白ねこさん

そんなことを言っても、イベントに参加したら絶対に体調が悪くなるし、実際に参加したときは体調が悪くなったんだから「無関係」なわけないじゃないか!

では、そんなあなたに問います。

あなたが恐れているのは、本当に「イベントに参加すること」ですか?

あなたが恐れているのは、本当に「体調が悪くなること」ですか?

よく考えてみてください!
あなたが「真に」恐れているのは、イベントに参加することでも、不快な症状が出ることでもないはずです!

あなたが本当に恐れているもの、それは

「イベントに参加して、体調が悪くなっているという ”想像” 」です!

あなたはただ、頭の中で体調が悪くなっている自分を想像して、勝手に恐怖を感じているだけなのです!!

だってそうではありませんか?

「イベントに参加したら体調が悪くなる」なんて、行った先の「未来の話」なのですから、実際に行ってみないことにはどうなるか分からないじゃないですか。

仮に「前回行ったときには体調が悪くなったから」といって、今回もまた体調が悪くなるかどうかなんて分からないじゃないですか。

「あなたの抱える障害」と「推しのイベントに行くこと」への恐怖。

この2つは全く別の課題であり、一緒の問題として考えるべきではありません!

あなたは「想像」で体調不良を起こし、「想像」に対して恐怖し、「想像」で不安に支配されているだけなのです!

まとめ

以上の内容を踏まえた上で、もう一度あなたに問います。

あなたが今一番恐れていることは、何ですか?

そして、あなたが恐れているのは、本当に「それ」ですか?

あなたは、不快な症状が出るという「想像」に対して恐怖しているのではないですか?

ふぉびー所長
ふぉびー所長

「障害」と「恐怖の対象」、2つの課題を分離することで、見える景色もきっと変わってくるはずです!

今回も、最後まで読んでくださってありがとうございます!

また次の記事でお会いいたしましょう!

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