はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!

今回は、不安障害・パニック障害の方を悩ませる、さまざまな「不快な症状」についてのお話をさせていただきたいと思います
当ブログでは、不安障害・パニック障害におけるあらゆる症状(頭痛、吐き気、倦怠感などの身体的症状や、冷や汗、過呼吸などのパニック発作的症状)をまとめて「不快な症状」と表現しています。
この「不快な症状」のせいで、不安障害・パニック障害の方はありとあらゆる行動を制限され、不安と恐怖に支配された生活を余儀なくされています。
そんな「厄介者」の不快な症状が「味方」とは、一体どういうことなのでしょう?

よろしければ、ぜひ参考にしてくださいね!
不快な症状は「敵」ではなく「味方」!
不安障害・パニック障害における不快な症状たちは、あなたの行動を逐一制限し、あなたの人生を大きく狂わせてきました。
一見、あなたにとって憎むべき「敵」に見える不快な症状ですが…

実は、彼らは「敵」ではなく、むしろ「心強い味方」なのです!
不快な症状は「正常な反応」によるもの
そもそも、不安障害・パニック障害における「不快な症状」は、あなたが危険を感じた際の防衛本能として分泌される「アドレナリン」の影響によるものです。
アドレナリンは、日常のありとあらゆる危険から、わたしたちの身を懸命に守ろうとしてくれています。
不快な症状は、アドレナリンが不安障害・パニック障害の影響によって過剰に分泌されてしまったために現れている「現象」に過ぎません。
不快な症状が、あなたの身体に重大な病を引き起こすことは、ありえません!
なぜなら、不快な症状はあくまで「アドレナリンによる正常な反応」だからです!
アドレナリンと不安の無限ループ
目の前の脅威からあなたを守るため、脅威に対抗できるパワーをわたしたちに与えてくれる「アドレナリンくん」なのですが…

本来「味方」であるはずの彼らを、わたしたちはまるで腫れ物のように扱い、必死で排除しようとしてしまいます
アドレナリンくんからしたら

「ご主人を守るためにこんなに頑張っているのに、なんでいつもボクを排除しようとするの…?」
と困惑するでしょう。
こうしている間にも、不安障害・パニック障害の方は絶え間なく不安や恐怖を感じ、その影響で体は「危険」を感知し続けます。
これを受けてアドレナリンくんは、

「ご主人に排除されそうになるのは、ボクの働きが足りないからだ…!」
と判断してしまい、アドレナリンくんはさらに張り切って仕事をしようとします。
アドレナリンくんの必死の働きにより、アドレナリンが及ぼす身体への影響は、さらに激しさを増していきます。
アドレナリンによる不快な症状がさらなる不安や恐怖を招き、その不安や恐怖を感じたアドレナリンがさらに影響力を増し、またしても新たな不安や恐怖を招き…

不安→アドレナリン→不安→アドレナリンの負の連鎖が完成してしまうのです
「不快な症状」を受け入れてあげよう
わたしたちが、不快な症状… もとい「アドレナリン」にしてあげるべきことは、彼らを排除しようと努力することではありません。
彼らの働きを心から労い、受け入れてあげることです。
もし、また何か不快な症状が現れたときは、彼らにこう語りかけてあげてください。

「アドレナリンくん、今まで私を必死に守ろうとしてくれてありがとう。でも、私は大丈夫。だから、そこまで必死で頑張らなくても平気さ。これからも頼れる味方として私を守ってほしい」
彼らの働きをしっかり労い、彼らがわたしたちの中にいることを受け入れてあげましょう。

アドレナリンと戦うことをやめ、不快な症状を受け入れることで、不安→アドレナリン→不安の無限ループから脱出することができるのです!
不快な症状と不安による負のループを断ち切ることで、不安障害・パニック障害の克服へ大きく近づくことができるでしょう!!
まとめ
不安障害・パニック障害の方を襲う不快な症状は、アドレナリンというわたしたちを守ろうとする味方による影響のものです。
懸命に働く彼らを排除しようとせず、彼らの働きをすべて受け入れたうえで、感謝を伝えてあげましょう。

不快な症状とアドレナリンたちと和解し、わたしたちの中で共存していくことを、どうか否定しないであげてください!
それでは、また次の記事でお会いいたしましょう!
参考文献
不安のメカニズム-クレア・ウィークス
不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本-ポール・デイヴィッド





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