はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!

今日は「劣等感」についてお話していきたいと思います!
「私はみんなと比べて劣っているかも…」
このような劣等感に悩んだ経験はありませんか?
人は生きていく中で、どうしても他人と比較してしまうものです。
その結果「自分には何も取り柄がない」「自分はダメな人間だ」といったネガティブな思考に陥り、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、劣等感そのものは決して悪いものではありません。
向き合い方を少し変えるだけで、自分を成長させる大きなきっかけにもなります。
この記事では…
このような内容を、誰にでもわかりやすく解説していきたいと思います!

劣等感に振り回されるのではなく、自身の成長につなげたいと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
そもそも「劣等感」とは? 人が成長していくための「大切な感情」
わたしたち人間は、数ある生物の中でも、特に「劣等感」を感じやすい生き物だと言われています。

「何で私は他のみんなみたいに仕事が出来ないんだろう…」
「私もあの人みたいに可愛くなれたらな…」
こんなふうに、日常のありとあらゆる場面で劣等感に苦しんだ経験があるという人がほとんどだと思います。
羨んだり、嫉妬したり、自信を失ったり…
劣等感は、時に私たちを強く苦しめます。
ですが実は、この「劣等感」という感情こそが、私たちが成長し、幸せに生きていくための大切な感情なのです!
劣等感があるから前を向いていける
わたしたち人間は「劣等感」を感じることで、人生という道を前に進んでいくことができます。
「自分のここが足りない」
「もっとよりよい人生を送りたい」
そう感じたとき、私たちは初めて何らかの「行動」を起こします。
つまり劣等感とは、
自分に足りないものや、これから伸びていける可能性を脳が知らせてくれる「重要なサイン」でもあるのです。
そのような感情をきっかけに、人は考え、選択をし、行動してきました。

こうして少しずつ、自分の人生を切り開いていくのです
劣等感は「生まれた時から持っている」
実はこの劣等感は、まだ自我がはっきりしていない幼少期の頃から既に存在しています。
幼い子供は、体も小さく、力も弱く…
自分の気持ちをうまく言葉にすることもできません。

そのため、自分を満たす方法も、足りないものをどう補えばいいか分からないのです
だからこそ子供は、
泣いたり、騒いだり、駄々をこねたりと、身振り手振りで自身の「劣等感」を表現します。
これは単なる「わがまま」ではなく、おぼろげに感じている劣等感や不満を埋めようとする行動でもあるのです。
つまり劣等感とは…
わたしたち人間が、不足している部分を補うために、より快適に、よりよく生きるために、生まれつき備わった感情なのです!
もし今、あなたが劣等感に苦しんでいるのなら――
それは決して「排除すべき感情」ではありません。
むしろ、あなたがこれからも「よりよい人生を歩んでいきたい」という大切なサインなのです!
劣等感があるから、人は成長できる
人間であれば、誰しも「劣等感」を感じながら生きています。
そして、この劣等感には終わりがありません。
誰よりもお金を持っていても、
どれほど大きな成功を収めた人でも、
「劣等感が全くない」という状態になることはありません。
人間であることは、劣等感を持つことである
アルフレッド・アドラー
フロイト、ユングに並ぶ三大心理学の一つである「アドラー心理学」を提唱したアドラーは「劣等感こそ、わたしたちが人間である証」と考え、劣等感の重要性を唱えてきました。
人間は、自分の欠けている部分に気づいたとき、初めて「もっと良くなりたい」と思い、行動を始める原動力となります。
劣等感は、羨望や嫉妬、憎しみを生み出す「ネガティブな苦しみ」ではありません。

むしろ、自分を大きく成長させてくれる可能性を秘めた「前向きな苦しみ」なのです!
「もっと仕事ができるようになりたい」
「もっと可愛くなりたい」
「もっとお金を稼げるようになりたい」
人は、このような「劣等感」に刺激され、今より「より良い自分」を目指して努力を続けることで、目の前の課題や困難を乗り越えることができます。
つまり劣等感とは、
今より幸せで、より良い人生へと向かおうとする人間の本能と言えるのです!
もし、この本能が失われてしまったら…
人は成長を望まなくなり、
人生をより良いものにしていこうという気持ちもなくなり…
やがて「人間」とは思えない、無気力で、怠惰な一生を送ることになってしまうでしょう。
なぜ「劣等感」を感じると辛いのか?
これまでお話してきたように、劣等感は本来、わたしたち人間にとって欠かせない感情です。

ですが、実際に劣等感を感じると、なかなか前向きな気持ちにはなれません
こうした考えに囚われてしまうと、憎しみや嫉妬、不安や焦りなどのネガティブな感情に支配され、とても苦しくなってしまいます。
では、なぜ「劣等感」はこれほどまでに辛い感情なのでしょう?
それは――
劣等感が本来「生命を維持するための能力」だったからです!
人類は「劣等感」と共に繁栄してきた
この地球に「人類」が誕生してから数百万年。
わたしたち人類は、常に「自然」という圧倒的な存在の中で生きてきました。
急激な気候の変化
気まぐれな気象
さまざまな災害
こうした大自然の圧倒的なエネルギーに翻弄され続けました。
さらに、ひとたび周囲を見渡せば…
強靭なパワーがあるわけでもなく
脚が速いわけでもなく
鋭い牙や爪、毒といった強力な武器があるわけでもありません。
人類が、今のわたしたちのような人間らしい姿になってからも、他の動物と比べて特別強い生き物ではありませんでした。

周囲を取り巻く環境と比較して圧倒的に不遇だった人間ですが、それでも一度として種を絶やすことなく、歴史を紡いできました
なぜ、わたしたち人間はこれまで繁栄を続けてこられたのでしょうか?
それは、
人間が「自分の弱さ」を理解し、それを乗り越えるための努力をし続けたからです!
人間は、周囲の危険な生物に対し、劣等感を抱きました。
だからこそ、人は力の差を埋めるための「道具」を生み出しました。
人間は、大自然の圧倒的なエネルギーに対し、劣等感を抱きました。
だからこそ、人は知恵を使い、技術を生み出し、環境に適応してきました。
つまり劣等感とは――

「このままでは生きていけない… 何とかしなくちゃ!」
といったように、わたしたちの安全や築いた立場を脅かす「危険」に対抗するための「力の源」だったのです!
「私は他の人より劣っている」
このような劣等感は、数百万年にわたる歴史の中で「本能」として刻まれた「命の危険」を知らせるサインだったからこそ、つらく苦しいものに感じるのです。

劣等感を「苦しい」と感じるのは、あなたが本当に劣っているからではありません
劣等感を「生命の危機」として植え付けられた「本能」が、過剰に反応しているだけに過ぎないのです!
劣等感との向き合い方
日常の中で感じる多くの劣等感は、時間が経つにつれて自然と落ち着いていきます。
なぜなら、脳が「今の安全や立場が脅かされているわけではない」と判断すれば、劣等感は次第に弱まっていくからです。

そして、これまでお話してきたように、劣等感はどれだけ優れた人でも必ず持っている感情です
劣等感に苦しむと、

やっぱり私ってダメな人間なんだな…
と、自分を責めてしまいがちです。
ですが、そのような劣等感に悩まされているのは、決してあなただけではありません!
あなたが尊敬しているあの人も
あなたが憧れているあの人も
一見自信満々に見えるあの人も、あなたと同じように、必ずどこかで劣等感を抱えています。

そして同時に、あなたに対して劣等感を抱いている人も必ずいるのです!
大切なのは、むやみに劣等感を排除しようとしないことです!
劣等感を持つということに対し「成長したい自分がいる」と思うようにしてみましょう。
もし今後「劣等感」を抱くようなことがあっても、その感情を鵜呑みにし、自分自身を責め立てる必要はありません。
劣等感は、あなたが真剣に人生を全うしているという証拠です。
そして、これだけは絶対に忘れないでください。
あなたは決して「劣った人間」ではありません!
たとえ何か大きな失敗をして、周囲の信頼を揺るがすような出来事があったとしても、です!

あなたが抱えているその「劣等感」を、自身を責めることに使うのか、自身を成長させるために使うのかは、全て「あなた次第」です!
「劣等感がある」ということを認め、「劣等感を感じている自分」も認めてあげましょう。
そうすることで、今抱えている自身の課題をクリアし、成長していくための最初の一歩を踏み出せるのです!
劣等感に振り回されている人の特徴
劣等感を感じたとき、その苦しさから間違った行動をとってしまう人もいます。

ここでは、劣等感に振り回されてしまう人によく見られる特徴を紹介したいと思います
周囲を攻撃してしまう
強い劣等感を抱えている人の中には、他人を攻撃することで自身の優位性を保とうとする人がいます。
このような人は、自分が劣等感を抱えていることすら気付いていないことも少なくありません。
無意識のうちに劣等感から逃れようとして…
といった行動をとってしまうことがあります。
このような人は、劣等感から逃れるためには周囲への配慮は一切考えません。

もし自分にその傾向があると感じたら、まずは「自身の劣等感」に気づくことが大切です!
また、もしあなたの周囲にこのような人がいる場合は、我慢して関わり続ける必要はありません。
劣等感は、ときに周囲に負の影響を与えます。
他人の劣等感のはけ口に巻き込まれて、余計な劣等感を背負う必要はありません!
「過度な自慢」で劣等感を埋めようとする
自身の劣等感を埋めるために、自身の優れている部分を過度にアピールする人がいます。
劣等感を前にして、人類はみな平等です。
むやみに優越をひけらかす行為は、周囲の反感を招きやすく、結果として自身の評価を下げてしまうことも少なくありません。
すると…

「どうして私は評価されないんだろう」
「私はこんなに優れているのに…」
と、さらに強い劣等感を抱えてしまいます。
そして、その劣等感を埋めるために、さらに自慢を繰り返し…
自慢→評価を下げる→劣等感→自慢→評価を下げる→劣等感… という負のサイクルが生まれてしまうのです。

他人の評価に依存し、自身の劣等感の埋め合わせをするのはやめましょう!
特に「自分は自己肯定感が高い」と思い込んでいるほど、無意識にこの状態に陥ってしまうことがあります。
自分の価値は、他人の評価だけで決まるものではありません!
自分の評価は、自分で決める。
この意識を持つことが、劣等感に振り回されないための大切なポイントです!
まとめ
劣等感を感じるということは、とても苦しく、できれば感じたくない感情かもしれません。
他人と比較して落ち込んだり「自分には何もない」と感じてしまうことは、誰にでもあることです。

ですが、劣等感そのものは決して悪いものではありません!
むしろ、わたしたち人間がより快適に生きていくために、生まれつき備わっている大切な感情です。
人は「もっと良くなりたい」「このままではいけない」と感じたとき、初めて行動を起こします。
そのきっかけを与えてくれるのが、劣等感なのです。
ただし、劣等感に振り回されてしまうと、周囲に攻撃的になったり、他人と比較して苦しみ続けてしまいます。
大切なのは、劣等感を無理やり消そうとすることではありません。
「自分は今、劣等感を感じているんだな」と認め、その感情を成長のエネルギーとして活かしていくことです!
劣等感は、あなたが真剣に人生と向き合っている証でもあります。
その感情を、自分を傷つけるためではなく、未来をより良くするための力として使っていきましょう。

劣等感とうまく向き合えるようになった時、きっとあなたの人生は、今よりもっと前に進んでいけるはずです!
参考文献
こころを軽くする言葉・対人関係の不安を消す-アルフレッド・アドラー


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