はじめまして!「ふぉびー相談所」所長のふぉびーです!
今回は、不安障害・パニック障害へとつながる「4つの疲労」の3つ目です!

前回は、神経(感情)の疲労についてのお話をさせていただきました
筋肉の緊張が長時間におよび、硬直した筋肉が限界を迎えると「精神の疲労」を及ぼすという話でしたが、ここからさらに疲労が重なっていくと、私たちの身体にどのような影響を及ぼしてくるのでしょう?

よろしければ、ぜひ参考にしてくださいね!
脳の疲労
不安障害・パニック障害につながる「4つの疲労」のうちの3つめは「脳の疲労」です。
休まずに仕事をし続けたり、勉強のし過ぎで疲れてしまうように、考え事が長時間に及ぶと脳は疲れてしまいます。
過敏化した神経はあらゆることに敏感になり、自分の身体や症状の心配、人間関係の心配、将来の心配などを過剰に感じるようになります。
常に心配事や不安について考え続けてしまうため、脳がその負担に耐えれられなくなり、完全に疲弊しきってしまうのです。
脳の疲労が及ぼす影響
疲労しきった脳は、その働きが大きく鈍くなり、頭がうまく回らなくなったり、止まってしまったりします。
考えることそのものが大きな疲労を呼び、さらに脳の疲労が加速してしまうのです。
そして、脳の疲労による影響で最も気を付けなければならないことは…
思考の囚われ です!

「思考の囚われ」ですか?

はい。脳が疲労すると、何か一つの考えに執着してしまうのです!
脳が疲労すると「不安」という感情に関して特に強く囚われてしまいます。
一度浮かんだ不安がしつこく纏わりついたり、不安が理不尽に増大していくのは、脳の疲労による思考の囚われが原因といえるでしょう。

脳の疲労→不安→囚われ→疲労→不安→囚われ という負の無限ループが始まってしまうのです
脳の疲労がさまざまな「恐怖症」を生む
脳の疲労は、さまざまな「恐怖症」を引き起こすことがあります。
疲労した脳は、わたしたちに根拠のない不安と恐怖を、必要以上に肥大化させて浴びせてきます。

ここで一つ「恐怖症の例」を紹介したいと思います
例えば…
今、突然「停電」が起きて、周囲が暗くなったとしましょう。
普通の人であれば、周りが突然見なくなり一瞬恐怖を感じたとしても、落ち着いてスマホでライトを照らしたり、あるいは手さぐりに懐中電灯を探したりと、冷静に対処しようとするでしょう。
しかし、脳が疲労しきった状態の人は、突然の暗闇に対し度が過ぎた恐怖を感じてしまうことがあります。
脳の疲労によって過剰に恐怖を感じてしまうと、頭が混乱し、冷静な判断ができなくなってしまうのです。
どうしたら良いのか分からずパニック状態になり、ただただ不安と恐怖ばかりが増大していき、最終的にはさまざまな「身体的症状」を引き起こしてしまいます!

心臓は激しく脈打ち、呼吸は荒くなり、冷や汗が吹き出したりします。まさに「パニック発作」と同じような症状が現れるのです!
このような暗所での経験が、いわゆる「トラウマ」として体に刻まれてしまうことにより「暗所恐怖症」の発症の原因となるのです!!
まとめ
脳の疲労は、わたしたちの思考を不安や恐怖で縛り付け、さらにそのような感情を理不尽に肥大化させます。
そのような「思考の囚われ」と「不安・恐怖の肥大化」が、例に挙げた暗所恐怖症を始め、閉所恐怖症、広場恐怖症などの恐怖症を引き起こす原因ともなるのです。

そして「筋肉→精神→脳」と、段階を踏んで疲労が進行していく中で、人によってはついに「精神疾患」を患う方も出てきてしまいます
大切なのは、このような「段階的な疲労」についてしっかり把握し、恐怖症や精神疾患を発症してしまう前に、しっかり対処していくことです!!

また、すでに何かしらの精神疾患を抱えている方、または一時的に寛解している方にとっては、段階的な疲労が症状の再発や重症化を招くことにもつながります!!
筋肉→精神→脳といった段階的な疲労についてしっかり把握し、自身の体調の変化にいち早く気づき、このままではマズイと思ったらしっかり心を休めてあげること!
これこそが、発症させない、再発させない、重症化させないために最も重要なことなのです!!

それでは、また次の記事でお会いいたしましょう!
参考文献
不安のメカニズム-クレア・ウィークス
不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本-ポール・デイヴィッド




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